医師転科ナビ

医師の転科の仕方や進め方をご紹介

内科の経験を生かし精神科へ転科するには

医師が転科を考えた時に、転科先として候補に上がることが多いのが精神科です。

精神科への転科は、内科医はもちろん、意外なことに外科医かが希望することも少なくありません。

扱う疾患の領域が全く違う精神科への転科ですが、実際に転科を行うことは可能なのでしょうか?

このページでは、内科から精神科へ転科する方法についてご紹介したいと思います。

最も多い内科から精神科へ転科する医師

精神科への転科希望の実例で、他の科に比べて最も多いのが、内科から精神科への転科です。

理由は様々ですが、内科医として日々診療をしていると、内科と精神科領域の症状を合併している患者も少なくありません。

これは精神科で勤務していても言えることですが、精神科にかかる患者の多くも内科疾患を合併しています。

そのため、包括的な治療に取り組むには、どちらの知識も持っていることは、とても大きな利点となります。

精神科の立場で見ても、高齢者で内科的疾患を有している精神病患者には、内科医で精神科へ転科してくるドクターは、とても貴重で必要な人材だということが言えます。

こういったことから、一般的には内科から精神科への転科は、求人件数が最も多く、一番スムーズに動きやすい転科であると言えます。

内科医から精神科での開業を目指して転科

上記のような理由の他にも、内科医が精神科医へ転職する理由としては、将来の開業を見据えてというものがあります。

内科と精神科両方の知識と経験があれば、クリニックを開業した際も、内科と精神科を併設できますし、患者への対応力も格段にレベルアップしています。

内科医の経験をある程度積んでから、精神科に勤めて勉強をすることは、将来的にも良いキャリアの選択になるでしょう。

ただし、精神科で開業するためには、精神保健指定医の資格を取得していた方が良いので、精神科への転科を考える時は、精神保健指定医の資格取得が可能な病院への勤務が理想的です。

精神科の専門医取得には、必要な症例数があるため、ここを考慮せずに転科してしまうと、せっかく転科したのに指定医を取るために、また転職…ということにもなりかねません。

この辺りのキャリア設計を、きちんとキャリアコンサルタントに相談するのがポイントです。

もちろん、指定医の取得は絶対必要なことではないので、精神科での勤務経験や勉強のためにという場合は、そこまでこだわる必要はありません。