医師転科ナビ

医師の転科の仕方や進め方をご紹介

医師が精神科へ転科するメリット・デメリットは?

内科や外科、小児科などの医師が転科を希望する場合、精神科を考える人も多く、そんな、精神科への転科には、多くのメリットと少しのデメリットが存在します。

その為、精神科への転科を考える場合、それらのメリット、デメリットを考慮した上で比較検討する事が大切になっているのです。

まず、精神科へ転科する際のメリットにおいては、訴訟問題の少なさが挙げられます。

特に救命救急に携わる医師や手術を行う外科医など、常に訴訟問題におびえながらの仕事になってきます。しかし、精神科の場合、そんな、訴訟問題が発生すると言う事は、まず、考えにくいと言う事が言えるのです。その為、そんな、リスクにおびえながら仕事を行う必要はありません。

次に勤務時間においても、例え、総合病院で勤務したとしても、他の科の医師に比べ、規則正しい勤務を行う事が可能になっています。もし、当直があったとしても、基本的には、夜中に何度も呼び出される事はなく、病院で寝れば良いといった場合がほとんどです。

その為、仕事と私生活の両方を充実させる事も十分、可能になってきます。

その他、開業を考えた際、設備にお金がかかる他の科に比べ、精神科の場合は、さほど、設備にお金をかける必要はありません。

精神科の場合、特別な機材なども必要なく、その分、開業にかかるお金を最小限に抑える事が十分可能になってくるのです。

もちろん、そんな、精神科への転科にもデメリットは存在します。

例えば、精神保健指定医の取得を行い精神科医師として働く場合、3年の精神科経験が必要になってきます。その他、勤務時間が規則的になると言う事から、給与面で考えると、激務と言われるような科に比べ、随分、安くなる場合も少なくありません。

その為、今までの科で、高収入を得ていた人は、給与が減額する場合も考えられます。

また、やりがいにおいても、基本、患者と話を行うだけの治療が中心と言う事もあり、少し、物足りなさを感じる医師も少なくないようです。

精神科の医師の場合、最新の治療や機材を使う治療を行うといった事が少なく、刺激を感じる事ができないと思う医師も多いようです。

このように、精神科への転科においては、様々なメリットとデメリットが存在します。その為、これらを十分に承知した上で、転科を行わなければ、結果、後悔する場合も考えられるのです。

もちろん、いくつかの科を経験し、その上で、自分にあった科に落ち着きたいと思っているような医師の場合、他の科とは少し違った精神科への転科は、良い刺激になるかと思います。